簿記を学習する上で電卓を使いこなせるようなったほうがいい。
とは言っても、四則演算(+、-、×、÷)なら誰もできると思う。
電卓のキーの中で使ったことのないキーがいくつからあると思うが、M+、M-、RM/CM(MRC)とったキーはメモリーキーと呼ばれるもので、使い方を覚えるととても便利なキーである。
これらのキーの使い方を簡単に説明していく。
ちなみに、M+は「メモリープラス」、M-は「メモリーマイナス」、RM/CMは「リコールメモリー/クリアーメモリー」、MRCは「メモリーリコール&メモリークリア」の略。
メモリーキーの使い方
例えば、
100×5+200×4-40×2
の計算をしたい場合、右から順に計算していくと思った通りの計算はできない。
当たり前かもしれないが、計算の順番は掛け算をしてから足し算を行うから。
つまり、以下のような感じで計算したい。
(100×5)+(200×4)-(40×2)
一つずつ掛け算の結果をメモして最後にそれを足して引いてみたいなことは非効率すぎるのはわかると思う。
ここでメモリーキーを活用する。
以下のようにキーを打っていけば計算が可能になる。
- 100×5 【M+】
- 200×4 【M+】
- 40×2 【M-】
- 【RM/CM】or【MRC】
【M+】でメモリーに足す、【M-】でメモリーから引く、そして【RM/CM】or【MRC】で足したり引いたりした合計を出す、という感じ。
メモリーをクリアする場合は、再度【RM/CM】or【MRC】を押せば良い。
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