当サイトは、さくらのVPS上にWordPressをのせて構築していているが、体感的に表示速度が遅かった。
WordPress高速化するのため、PHPのキャッシュ機能パッケージであるOPcacheとAPCuをインストールする。
因みに、サーバの設定とかせずにVPSやクラウド上のWordPressサイトを高速化したい場合は、「KUSANAGI」というCMS高速化に特化した実行環境がある。
インストール前後のPage Speed Insightsスコア比較
OPcacheとAPCuをインストールする前と後のPage Speed Insightsスコア。
OPcacheとAPCuインストール前
OPcacheとAPCuインストール後
スコアが劇的にアップしたわけではないが、体感的にもインストール後の方が表示速度は早くなったと感じられた。
OPcacheとAPCuをインストール
OPcacheとAPCuをインストールしていく。
環境は、さくらのVPS、CentOS 7、Nginx 1.17、PHP7.4。
以下のコマンドでインストール。
yum -y install --enablerepo=remi,remi-php74 php-opcache php-pecl-apcu
インストールが完了したらphp -v
で確認。
php -v
PHP 7.4.7 (cli) (built: Jun 9 2020 10:57:17) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v7.4.7, Copyright (c), by Zend Technologies
上記のように、with Zend OPcache v7.4.7となっていればOK。
php-fpmとnginxの再起動して有効化
php-fpmとnginxを再起動するため、以下のコマンドを入力。
systemctl restart php-fpm
systemctl restart nginx
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