ファイルを変更した後、その変更と取り消したい場合のGitコマンドを説明します。
また、ステージに追加したファイルについて、一旦ステージの追加を取り消してからローカルのファイルの変更の取り消しを行います。
ローカルファイルの変更を取り消したい場合
# すべての変更を取り消す場合
git checkout -- .
# ファイル名指定の場合
git checkout -- [ファイル名]
# ディレクトリ名指定の場合
git checkout -- [ディレクトリ名]
追加したファイルに関しては、上記のコマンドでは取り消せないので以下のコマンドを入力。
# 追加したファイルを取り消し
git clean -f [ファイル名]
# 追加したファイルとディレクトリすべてを取り消し
git clean -df .
ステージへ追加を取り消したい場合
# ステージへ追加したファイルをすべて取り消す場合
git reset HEAD .
# ファイル名指定の場合
git reset HEAD [ファイル名]
# ディレクトリ名指定の場合
git reset HEAD [ディレクトリ名]
「git reset HEAD」は、ステージ追加の取り消しをするだけなので、ローカルファイルの変更の取り消しまでしたい場合は、「git reset HEAD」コマンドを実行した後に、前述した「git checkout –」コマンドを実行する必要があります。
コメント