さくらのVPSで独自ドメインでWEBサーバーを運用している場合、メールアドレスのドメイン も同じドメインで使用したい場合があると思う。
でも、メールサーバーをたてるには、PostfixやDovecotの設定が必要で結構めんどい。
そこで「さくらのメールボックス」。
このサービスは月額換算約86円と安い。
この「さくらのメールボックス」を使ってメールアドレスのドメインもWEBサーバーと同じ独自ドメインにする。
やることは、ネームサーバの設定でAレコードにはさくらのVPSのIPアドレスを設定し、MXレコードにさくらのレンタルサーバの初期ドメインを設定すること。
- Aレコード・・・さくらのVPSのIPアドレス
- MXレコード・・・さくらのレンタルサーバの初期ドメイン
既存ソーンの削除
すでに、ネームサーバの設定をしている場合は、ネームサーバのゾーン情報を一度削除する必要がある。
会員メニュー → 契約情報 → ドメインメニューから該当ドメインの「ゾーン削除」をクリックして削除する。
再度、左メニューのドメインメニューの「ネームサーバ新規登録」をクリックしてドメインを登録する。
設定の反映には2時間ほどかかるようだ。
さくらのメールボックスの設定
さくらインターネットサーバコントロールパネルに行く。
左メニューのドメイン設定 → ドメイン/SSL設定 → 新しいドメインの追加をクリック。
「2. さくらインターネットで取得したドメインを使う」で、前述の「ネームサーバ新規登録」で登録した同じドメイン名を選択して「送信する」をクリック。
ネームサーバの編集
再度、会員メニュー → 契約情報 → ドメインメニューで該当のドメインの「ゾーン編集」をクリック。
エントリ名「@」のAレコードをさくらのVPSのIPアドレスに変更する。
エントリ名「@」のMXレコード「10 @」を「10 hogehoge.sakura.ne.jp.(レンタルサーバーの初期ドメイン)」に変更する。
ちなみに、「レンタルサーバーの初期ドメイン」は、サーバコントロールパネル管理画面の左メニューの「お客さま情報」で確認できる。
注意点として、MXレコードの最後には「.」ピリオドが必要。
最後に、左の「データ送信」リンクをクリックする。
反映までには数時間から48時間かかる。
48時間を超えても反映が確認できない場合は再度設定を見直すか、さくらインターネットへ直接問い合わせをして確認をしてみる。
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